JMPは、より効果的なデータの可視化や、幅広い統計機能を持ち、インメモリで処理ができるデスクトップ用ソフトウェアです。
対話的またビジュアルな機能で、単なる数値が並んだ表や、静的なグラフからは得られない洞察を得ることが可能となります。
JMP の機能と特徴
科学者やエンジニアを始め、各種業界や政府部門でデータ探索を行う人々など、幅広い分野で統計的発見を実現するためのツールとして活用されています。
JMPにより、データ分析の効率がより向上し、日常業務や難しい統計的な問題を簡単にこなせるようになり、また分析結果を効果的に伝えることができます。
流れに乗って次々に分析を実行することができ、しかも分析フローの流れに乗ったまま探索することもでき、新しい疑問がわいた場合もコマンドを実行し直す必要がありません。
グラフ、統計、データの全てがリンクされているので、思考を深く掘り下げることができ、新しい発見の可能性も生じます。
多くのデータに対応し、エクセルのデータは、エクセル読み込みウィザードを使用し、テキストファイルは、テキスト読み込みウィザードを使用し、ODBC互換データベースからは、対話式クエリビルダーを使用して直接データを取り込むなど、あらゆる形式のデータを読み込みむことができます。
JMP 使用者の感想
JMPは、大学の教育の現場でも使われています。
「統計初心者だった学生も、前期の内容を踏まえて回帰モデルくらいはきちんと理解し、JMPを使ってデータ解析できるようになります。 ここまで来ると、交絡の概念も理解できます」
教育に取り入れている、大学の准教授はこのように語っています。
さらに「表計算ソフトに近い感覚で高度なことまでできるJMPは、入り口として最適です。 コーディングが必要な統計ソフトは初心者には厳しいですから。 私自身の研究でも、SASでしかできない計算以外は、全てJMPを利用しています」
このようにも語っています。
学生も、JMPの扱いやすいユーザーインターフェイスとナビゲーションにすぐに慣れることができ、初心者でも使いやすいことが好評のようです。