業務効率化の為のBIツール
業務改善の成功事例業務改善の成功事例

未経験者がBIツールを導入する際のポイントは

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BIツールは、例え未経験でも、操作は簡単に出来るということをうたい文句にしているツールもあります。 それでも、未経験でBIツールの導入を考えた場合、まずは未経験の人向けのBI体験コースなどで実際にBIツールを使ってみて、BIツールとはどのようなものか、どのような効果が期待できるのか、ということをよく確かめたほうが良いでしょう。

 

ただ、BIツールは企業の意思決定、実行がスムースに行えるよう、様々なデータを分析できるのですが、目的を明確化させないまま導入してしまい、どのように利用すれば良いか、分からなくなってしまうケースも多いものです。

膨大なデータを現場や経営者が分析する際、やはりデータ分析を専門的に担当する人材を配置し、ある程度情報を加工してエンドユーザーに提供する、という段階的な導入も必要となります。 そのうえで、定期的な業務改善のための会議や、部門ごとに責任者を置いて全社レベルで意識改善を行うなど、BIを効果的に運用できる組織作りに注力することが大事で、全員参加型の意識徹底にまで取り組むことが大切です。

未経験でBIツールを導入する際、経営者、営業部門、製造現場、各々の立場から見て使い勝手の良いツールを選ぶのは結構難しいものです。 まずは、BIツールの中でも、無料版から始められる無料のBIツールを選び、ある程度使いこなしてみることで、自社のニーズに合ったツールを選ぶことができるでしょう。

無料で使え、比較的使いやすいものとしては、Qlick Sense、Pentaho、Microsoft Power BI、などがあります。 導入後、ヒアリングなどを行い、それに基づいて試作品(プロトタイプ)を構築し、実際の業務現場で使ってもらいます。

実際に使うことで、どのようなデータを、どのように見るべきか、また、こんな問題点が見つかった、など、様々な意見がでてきます。 これらの意見を取り入れ、プロトタイプを修正することを繰り返すことで、自社でのBIツールの活用法が見えてくるでしょう。