業務効率化の為のBIツール
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管理会計はビジネスに不可欠で、BIツールの導入も進んでいます。

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管理会計は、企業会計の一種で、会計情報を経営管理者の意思決定や、組織内部の業績測定・業績評価に役立てることを主な目的としたものです。

財務会計上の情報は組織の外部からも利用可能ですが、管理会計上の情報は、組織内部で使用される機密情報として扱われることが多くなります。

また、財務会計上の情報は、企業会計原則や商法、金融商品取引法、法人税法などで内容が規制されますが、管理会計上の情報にはこうした規制はありません。

管理会計は企業経営の要

管理会計は、経営管理に役立つことを目的にした企業会計で、企業内部の経営管理者を対象に、マネージメントをサポートするものです。

企業内部の経営管理者が、経営のカジ取りをどのように進めるかを決定するのにとても重要となります。 基本的に、経営者が見たい会計情報であり、経営者の好みが強く反映されることが多くなります。

この点で、株主や借入先などの外部利害関係者を対象とし、利害調整を目的とする財務会計と区別されます。 各企業の経営の考え方に基づくことから、作成上の規制・ルールもありません。

また、財務会計は企業グループ全体の連結業績で示されますが、管理会計は事業・組織・地域など、セグメントに分かれた個別性を持っています。

これ以外にも、財務会計は過去の経営の状況を示すものですが、管理会計は現在進行している経営の意思決定に使われるもので、言わば将来の方向を示すものでもあるのです。

企業が現在進むべき方向の判断をサポートするのが管理会計ですが、たいていの会社は財務会計の延長線上で管理会計を行いがちです。 このため判断を誤ることもあります。

管理会計には業績管理も忘れず、評価指標、すなわち採点基準に基づいて行動するのに、何をもって指標とするかが大切です。 これには、BIツールの活用も大きく貢献することになります。

国内外の管理会計データの統一化や、計画系と実績系のデータ連動、連結会計情報の迅速・的確な把握、などのためには、管理会計用DWHの構築やBIツールの導入が解決に導いてくれます。